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日本の小麦

日本の小麦

 

2017年の都道府県別小麦生産TOP5!

1位 北海道 607,600トン(67%)

2位 福岡県  49,900トン( 5%)

3位 佐賀県  34,600トン ( 4%)

4位 愛知県  26,200トン ( 3%)

5位 群馬県  24,300トン ( 3%)

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  その他  164,100トン (18%)

 全国の小麦生産量の合計は、906,700トンです。

 

最も生産量の多い北海道で生産されている主な小麦は、秋まきの「きたほなみ」、「ゆめちから」、春まきの「春よ恋」があります。

「きたほなみ」は、道内の作付面積が最も多い日本麺用品種であり、多収で製麺適性が優れています。

「ゆめちから」は、病害に対して強い抵抗性を持ち、タンパク質含有量が高く、中力粉麦粉とブレンドすることで、優れた製パン性を持つ品種です。

「春よ恋」は、製パン性が優れ、実需者からは単品でパンができる国産品種として高く評価されています。

 

次に生産量の多い九州(福岡・佐賀など)では、主に「チクゴイズミ」や「シロガネコムギ」が生産されいてます。

「チクゴイズミ」は、うどんやつけ麺で使用すると、外国産小麦には出せない食感を出せるため、近年製麺業者から高い評価を得ています。そのため、九州以外での需要も拡大しています。

「シロガネコムギ」は、焼き菓子用として、評価が高い小麦粉です。日本麺用としては単品で使用されることは少なく、低価格を前提とした外国産とのブレンド用需要が多いです。

 

ランキングからは出ていますが、香川県でも、さぬきうどんに最適な小麦粉で作られたさぬきうどんを食べたい!という声が高まり、県・製粉業者・製麺業者・生産者等が力を合わせ、さぬきうどんに最適なさぬきのゆめ2009が生産されています。

 

 

出典:日清製粉グループ

   農林水産省Web